赤目現象と眼の病気のスクリーニング
2019.04.16
暗い場所でフラッシュを使用して写真撮影すると瞳が赤くうつってしまうことがあります。
これを赤目現象といいます。
なぜ赤目になるかというと、暗い場所では瞳孔が大きくなるのですが、瞳孔が開いている状態に大量の
フラッシュの光が目の中に入ることで血管に富み赤い網膜の反射が写真に写って赤い瞳になるのです。
写真が赤目にならないためには、フラッシュを事前に光らせて瞳孔を閉じさせて(眩しいと瞳孔は閉じます)写す方
法が有効です。
この赤目現象で、子供の目の病気が見つかることがあります。
red reflex testというのですが、暗い場所でフラッシュで写真をとってみて片目だけ赤目になる・・・片目だけ白い・・・
赤目に左右差がある・・・といった場合、一度眼科を受診してください。
片目に白内障があったり、斜視があったり目の病気がかくれている可能性があります。
左右差がなければ光が網膜まで邪魔されずに入っているということですので少なくとも光の通り道に濁りなどの
障害はないということが言えます(遠視や網膜、視神経の病気は除外できませんが)。
一度試してみてください。