ヒノキ花粉
2019.04.15
スギ花粉のピークが終わり、ヒノキ花粉の本格飛散が4月上旬から始まりました。
今年のヒノキ花粉飛散量は、例年と同じくらい、もしくはそれを上回る飛散量が見込まれています。
スギとヒノキは同じヒノキ科に属し、アレルゲンとして構造が似ているため、スギ花粉症の患者さんはヒノキ花粉の飛散終了まで油断してはいけません。
またイネ科花粉の飛散も3月下旬から11月初旬までの長期に渡ります。飛散量は5月の連休明けから梅雨入りにかけて最も多くなります。またスギ花粉症の方の約半数がカモガヤ(イネ科)アレルギーを持っていることもわかっています。イネ科アレルギーはアナフィラキシーショックの報告もあり、比較的重とくな症状を誘発しやすいアレルゲンだといわれています。
長引く花粉症の方は、一度イネ科アレルギーも疑って検査をしてみることをお勧めします。